住み始めてから仕様決定するメリット

アーキ・プロは、新築や新規の外構工事に加えて、主にリフォームを行っています。リフォームでは、お客様からさまざまな生活の不満やお困りごとの相談を受けています。これらの声を新築の外構工事にも反映することで、成功に導くプランニングを心掛けています。

エクステリアの設計においては家と異なり、道路高低差も含め、案外、平行目線はないと思うのです。今回のケースでは、玄関から駐車場や門塀を見下ろし、リビングで座っている状態で目隠しフェンスを通して隣の家を見上げるなど、その場にいなければ分からない要素がたくさんあります。

現場でお客様の生活状況を確認しながら話を進めない限り、相違が生じてくるのです。平面上の2メートルと高低差のある場所の2メートルでは、見え方や隠れ方が異なり、気になる視点からの距離によっても目隠しの高さなどの効果が異なります。図面だけでは最適な高さや幅、サイズ感が把握しにくいため、実際に住み始めてから最終的な仕様を決定することをおすすめします。

今回の工事では、実際に住み始めてから物置の購入を検討し始め、その大きさにも悩まれていました。物置の容量について相談を受け、一緒にカタログを見ながら検討し、最終的に2つの物置を購入・設置されることとなりました。これにより、後から追加購入するよりも最初から物置を設置することで、目隠しフェンスの長さを短くし、コストを節約することもできました。

工事が進行する中でも、お客様のご要望に限りなくお応えできるよう努めています。実際に住み始めているからこそ、困ったことや相談事項があれば気軽にご相談いただければと考えています。

また、アーキ・プロの特徴として、打合せをした担当者が現場監督としても対応しているため、何度も現場を訪れ、お客様からは「質問に対するレスポンスが素早く、全てを理解した上で対応してくれるので安心感があった」と喜んでいただいています。

お客様一人ひとりのこだわりや選択を大切にし、楽しんでいただけるよう心がけています。お客様のペースに合わせてゆっくりと進めることが、満足のいく外構工事につながりました。