温故知新、歴史ある建物を活かしていく工夫
「今のお住まいの感じが好き」という気持ちをお伺いして、なるべく今までの雰囲気を壊さないようにリフォームのご提案を心がけました。なるべく、既設の柱や梁は見せる内装とし、建具もそれに合わせたデザインをご提案しました。
建具は無垢材の風合いを活かしたナガイの建具を採用し、高さを既存の寸法に合わせてオーダーしました。
明り窓にはチェッカーガラスや輸入ガラスをセレクトすることで和の雰囲気とうまく融合した様に感じます。
床材はお手入れのしやすい建材でイクタの銘木フロアーを採用しました。
こちらは天然銘木突板材にラスティック塗装を施してある為、オイル塗装のような仕上がりとなり、質感もしっかりと和のテイストにマッチする仕上がりとなりました。
トイレはオーダー家具でカウンター手洗いを造作し、正面には名古屋モザイクのタイルでアクセントをつけました。間接照明がタイルの表情を引き立たせてくれます。