西尾市 M様邸
排水性を向上、駐車場を確保。
通るたびに足をとめたくなる
ナチュラルガーデンが完成。
住居と多目的スペースとして利用している古民家との間にある敷地に、駐車場とお庭のスペースをつくりました。
敷地に傾斜がついていて低い方に雨水が溜まってしまうという問題もかかえていましたので、排水性を向上させる基礎工事も行い、長期に渡り安全で、2つの建物の間を楽しみながら往来できるお庭が完成しました。
BEFORE | 2つの建物の間にある手をつけていなかった敷地 |
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AFTER | 排水性を向上させ、経年変化をたのしめるお庭 |
実は、お庭もご依頼いただいていました。
今回、ご紹介させていただくM様ですが、昭和初期の店舗を多目的スペースにしたいとリフォームをご依頼くださり以前にも、このお宅訪問のコーナーに掲載させていただきました。
実は、その時にお庭についてもご相談を頂いていました。
ご相談いただいた当時の状況は、とくに手を入れていない土だけの敷地でした。住居と多目的スペースの往来をする時に、ただ歩くだけでなく楽しめるようなアプローチにしたい。お子さんが遊びに来た時に自転車や車が停めれるように駐車スペースを作りたい。という2点のご要望をいただきました。
ご依頼を頂いてから1年、お庭の植物も育ちM様がお持ちだったイメージのお庭が出来上がりつつあったので、2度目の掲載をお願いしました。
長年に渡り不安のない下地づくり
排水性を向上させる配管・側溝工事
まず、最初にしなければいけなかったのが排水性の向上でした。2つの間の敷地には傾斜がついているので、雨水が一定方向に流れ溜まってしまいます。それだけでなく、お隣からの雨水も入ってきてしまうことがわかっており、ただ、お庭をつくるだけでなく雨水の対策も同時に考えていく必要がありました。
水はけが悪いと、ぬかるみが出来たりせっかく植物を植えても育たなかったり、害虫が発生しやすいなどの問題が起こります。後々に渡り心配のないよう、側溝を入れて地中に配管を行うことで雨水が通り抜ける仕組みをつくりました。
理想は自然の経年変化が楽しめる、手を掛けないナチュラルなお庭
お庭づくりは、まさにアーキ・プロとM様の共同作業になりました。
当社では、排水性を向上させる工事・駐車場スペース・枕木・シンボルツリーの植木を行いシンプルな庭の土台をつくらせていただきました。
後は、M様がご自身のお好みの植物を植えたり、廃材を利用したインテリアを置いて今のお庭が出来上がっています。
「本当は、ガーデニングに苦手意識があってとにかく手をかけなくてもいいお庭にしたいと思ったんです。笑。理想は、ターシャの庭のような雰囲気と伝えました。お庭の土台が完成してからも、どんな植物がいいのか?など親身に相談に乗ってもらい、イメージが段々カタチになってきました。ガーデニングが嫌いと言っていたのに、今では、朝起きて庭を気にして、仕事から帰ってきてもライトをつけてみてしまうぐらい楽しみになってしまいました!」(奥様)
「2人とも庭を歩くのが楽しみになっています。あっちの家からこっちの家に用事があっても、途中の庭で草を抜いたり、何かを始めてしまってなかなか着きません。ついつい用事を忘れて楽しんじゃいますね。笑」(ご主人)
※ターシャの庭世界的に有名なガーデナー、ターシャ・テューダーの庭
ウッドデッキとパーゴラ作っちゃいました
アーキ・プロが作った舞台に、どんどんと花を添えて自分たちのお庭をつくりあげていくM様ご夫婦。庭師さんに手入れを任せてしまうのも1つの選択ですが、自分たちで1つ1つ手をかけて作り上げていくお庭は間違いなく愛着がわき楽しいお庭になります。
なんとご主人様は、手作りでお庭にウッドデッキとパーゴラをつくってしまいました。
「デッキから庭全体を見渡すことができて、とても開放感があります。お風呂上りにビールやコーヒーをデッキの上で飲みながら楽しんでいます。」(ご主人)
造園屋でも外構屋でもない
アーキ・プロだからできる提案
すっかりガーデンライフを満喫していただいているM様ご夫婦の姿をみて、当社としてもこれほど嬉しいことはありません。
今回のような、排水性向上の工事や、駐車場、枕木の下地など長年に渡って安全を担保できる施工や、ガーデニングのセオリー通りではなく、M様ご夫婦がイメージされ、実際に手を加えて育てていく楽しみあるお庭の提案は、造園や外構だけを専門としているのではなく、リフォームもエクステリアも手掛けるアーキ・プロならではのご提案ができたのではないかと思います。
基本データ
家族構成 | ご夫婦 |
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目的 | 外構・エクステリア |