福祉施設への改装 知立市
福祉施設として必要な機能を実現するリフォーム
今回、障がい児（者）福祉サービス事業を開設されるにあたり、以前は中華料理屋さんだった店舗併用住宅を改装させて頂きました。元々３階建ての鉄骨造という事もあり、面積や利用目的の面から建築基準法の用途変更が必要となりました。（特定非営利活動法人Ａｍｉ様邸）
安城特別支援学校の校長先生がデザインされた看板とイメージカラーのオレンジがとても楽しく明るい雰囲気を出しています。
外部階段の幅員拡張と雨天時の雨除け対策が必要となり、鉄骨階段とテント屋根をオーダーで作製致しました。
１階は中華料理屋さん店舗と厨房スペースを生活介護室の訓練スペース、多目的スペース、事務所、トイレに用途変更及び改装しました。
カウンタースペースはそのまま利用して塗装し直しました。
１階事務所スペースは店舗の座敷を解体してバリアーフリーとしています。
１階トイレでは洗面、廊下、収納部を一体化して車椅子で利用出来る様にパナソニックの幅広引戸を採用しました。
厨房スペースはフリーフロアーで段差を解消して断熱材を施工しました。壁はタイルにアイカのキッチンパネルを施工しました。
担当者コメント
最初に施設長の成瀬様からご相談を頂いた際には既設建物を建築基準法に適合させる為にはハードルが高く感じましたが、成瀬様をはじめＡｍｉ様スタッフさんの熱い想いに応えるべく何とか申請～工事を完了する事が出来ました。アーキ・プロにとっても大切な財産となる経験が出来ました。