アプロ先生のリフォーム大学

第3回リフォームって、こうやって進んでいくのです

まずは、資金計画を立てよう

みなさんこんにちは!
アーキ・プロ:リフォーム大学教授のアプロです。
第1回目からスタートした講義も、いよいよ3回目。
これまでは、リフォームを始める前段階の知識を広げてきましたね。
3回目からは、実際にリフォームを進めるにあたって大切なポイントを伝授。
そろそろわたくしアプロの名前も覚えてくれたことでしょうし(笑)、
ではさっそく、講義を始めていきましょう。

早い段階での資金計画 = リフォーム成功への近道。

1時間目の内容は、『 資金計画 』についてです。
時代の流れもあり、最近では、2世帯リフォームや中古住宅リフォームなど、
大規模なリフォームを考えていらっしゃる若い世代の方のご相談も増えてきました。
そうなるとおのずと頭に浮かんでくるのが『 金銭面 』のことですよね。
リフォームを考え始めて真っ先に業者に見積もりを取ってから全体の予算を考えよう、
という方も多いのですが、最初にある程度の予算の目安を持っておくことも大切です。

特にリフォームというものは選べる商品の幅がとても広く、
最新設備を見出したらキリがないほど便利で良いものが出ています。
特にキッチンやユニットバスというものは価格帯も広く、中にはひとつの商品あたり100万円単位で価格が変わってくるものもあります。
「契約するまでは安いと思っていたけれど、仕様の打ち合わせを重ねていけばいくほど追加工事が膨れてしまって。いつの間にか倍以上の予算になってしまった」
なんてことになりかねません。

大切な住まいをリフォームするわけなので
妥協せずこだわりを持って選んでいくことも大切ですが、
最終的に満足できるリフォームというのは、

ということ。
どこにこだわり、どこを抑えていけばベストなのか、
早い段階で資金計画を立てながら予算を決めること、
つまり準備をしておくことが、"成功への近道"と言えるでしょう。

資金計画を立てるにあたり、
・ 今回のリフォームでどれくらいの自己資金が用意できるか
・ 資金を用意するタイミング

なども確認しておくと、よりスムーズに進めていけますよ。

ローンも賢く利用してみよう。

特に大規模なリフォームを考えていらっしゃる方にとって、
資金計画を立て始めたのはいいけれど自己資金にも限りがあるし…など
悩みも出てくることでしょう。
そんなときは、ローンを賢く利用して行くのもひとつの方法です。

リフォームでローンを組む場合には、

1. 一般的に言われている 『 リフォームローン 』 ( 無担保 )
2. 新築などでも適用されるような 『 住宅ローン 』 ( 有担保 )

と、大きく分けて2つのパターンがあります。

1. の『 リフォームローン 』には、
民間の金融機関やリフォーム会社などと提携して借りられるものがありますね。
これらは基本的に無担保ですから、
土地や建物を担保に入れずに借りることができます。
また担保が必要ないぶん、抵当権設定等の登記費用がかからないなど、
諸費用が抑えられるのもメリットです。
ただし、住宅ローン(有担保)に比べると金利が高く、返済期間も10~15年と短いうえ、
借入額が限定されている場合が多い(上限500~1000万円程度)というデメリットも。

2. の『 住宅ローン 』は、新築同様、
担保を設定するため低金利で長期間の借り入れができるだけでなく、
担保の評価額や借り入れ予定者の返済能力に応じて借入額が決定しますので、
新築時と同じ程度の大きい金額が借り入れられるというメリットがあります。

したがって、おおまかではありますが

・ 短期間で500万円以内くらいの借り入れをお考えの方は…『リフォームローン』
・ 長期間で毎月の返済を抑えながら1000万円以上の借り入れをお考えの方は…『住宅ローン』

を検討されるといいでしょう。

  リフォームローン 住宅ローン



土地・建物を担保に入れずに
借りられる担保が必要ないから、
抵当権設定等の登記費用などの諸費用が
抑えられる
低金利で長期間借りられる
大きい金額での借り入れが可能




住宅ローンより金利が高い
返済期間が短い
借入額が限定されている
担保を設定しなければならない

目安として500 万円以内くらいの
借り入れを 考えていらっしゃる方向け
長期間で毎月の返済を抑えながら
1000 万円以上の借り入れを
考えていらっしゃる方向け

住宅ローンに関しては、公的なものから民間の金融機関のものなど様々な窓口がありますし、
最近では省エネ対応型の商品などもありますから、
特徴を見ながらいろいろと比較検討されるといいですね。

おっと!ひとつ注意点がありました。
中古住宅のリフォームをお考えの場合、
返済期間が建物の築年数などで制限されることがありますのでご注意を。
借り入れに際しては商品によって金利だけでなく諸経費の差なども大きく変わってきますので、
借入先を決定する前に、事前にご相談いただくことをおススメします。

資金計画では
「いくら借り入れできるか?」ではなく「いくら返済できるか?」
を重点に考えていかれるといいでしょう。
何より大切なのは、『 無理のない資金計画を組むこと 』。
現在、毎月の貯蓄額や月々の家賃など参考にしながら、安全で安心な資金計画を。
そうすることが、満足度の高いリフォームの実現へと繋がるというものです。

ぜひ、理想のリフォームを実現していってください。

2時間目は、「リフォームで活用できる補助金や減税制度」についてお話しします。
知らないと損をする制度や、賢くリフォームで得をする情報もアプロがお教えいたします。
ぜひ次回も講義に来てくださいね!!